ブルースクリーンが発生した場合は、慌てず以下の手順で状況を確認してください。
1、画面表示を確認
画面に「○○%完了」という数字が表示されている場合は、システムが自動修復を試みている可能性があります。そのまま様子を見て、問題なく再起動できるかどうかを確認してください。
2、再起動後の動作確認
再起動に成功した場合は、データ損失を防ぐために、速やかにバックアップを取ることをおすすめします。
3、異常な動作が続く場合
しばらく様子を見ても、画面表示が変わらない、再起動を繰り返すなどの異常な動作が続く場合は、以下の手順で強制終了してください。
4、電源ボタンを長押し(約10秒)する
ブルースクリーンの原因が物理的なエラーではない場合、パソコンからHDD/SSDを取り外し、別のパソコンに外付けとして接続することで、内部データへのアクセスとバックアップが可能となります。
HDD/SSDに物理的なエラーが発生している場合、外付け接続しても認識されない、認識してもデータの読み書きが正常に行えないなどの問題が発生する可能性があります。
このような場合、データ復旧専門業者へのご相談をおすすめします。
データ復旧専門業者では、高度な技術と設備を用いて、物理的に損傷したHDD/SSDからデータを取り出すことができます。
ブルースクリーンが発生した場合は、慌てず状況を確認し、適切な対処を取ることで、データ損失を防ぐことができます。
データ復旧に関するご相談は、[データ復旧サービス名]へお任せください。
専門知識を持つスタッフが、お客様の大切なデータを迅速かつ確実に復旧いたします。
OSの起動障害や、機器の認識不良を起こしている媒体に、通電や再起動を繰り返すと、次のようなダメージを負う可能性があります。
通電や再起動を続けることにより受けるダメージとは?
不良セクタの拡大
不良セクタとは、読み書きができなくなったセクタの事です。データが存在する場所が、ヘッド不良等の理由で不良セクタとなった場合、読み出せるまでリトライしてしまい、不良セクタが拡大してしまうことがあります。
ヘッドクラッシュ
HDDは、ヘッド不良、基板不良、モーター不良等、様々な理由で故障しますが、問題がある状態で通電を続けると、一定の浮上率を保って動作するヘッドがディスク面(プラッタ)に触れてしまい、傷がついてしまうことがあります。
データの上書き
データの上書きとは、作成したユーザーデータに限りません。OSを起動する途中で行われるシステムデータの上書きや、HDDを管理する情報の上書きなど、再起動を繰り返すことで、意図しない情報の上書きが発生してしまうことがあります。
故障したHDD/SSDに通電を繰り返すと、大きな負荷がかかり、致命的なダメージを負ってしまう可能性があります。最初は軽微なエラーでも、通電を繰り返すごとに、エラーが拡大していく恐れがあります。可能な限り安全な方法で、パソコン本体や、外付けHDD等の障害機器の電源を切ってください。
再起動を繰り返すことで、誤った情報が上書きされ、データ復旧が困難になる場合があります。HDDが問題なくとも、上書きされたデータは復旧ができません。OSが起動しない時に表示される画面のメッセージに従っても、必ずパソコンが立ち上がるという訳ではなく、再起動の過程でデータを消失する可能性があります。
不具合が発生したとき、[周辺機器を取り外す]、[全ての電源を落とす]、[BIOSの設定を初期化する]、[OSの上書きインストールを試みる]、といった方法で症状が回復する可能性はありますが、その過程でデータを消失する可能性もあります。また、システムドライブのHDD/SSDに物理的問題が発生していると、再起動を何度も試みることによって、症状を悪化させてしまう可能性があります。大切なデータが保存されている場合は、お早めにご相談ください。