Data Recovery Corp.データリカバリー株式会社

パソコン電源を入れた後、黒い画面に文字が何行かでるがそれ以上進まない

表示されているエラーメッセージをの内容を確認!

黒い画面に表示されるエラーメッセージには、以下のようなものがあります。

・ご迷惑をおかけしております。Windowsが正しく起動できませんでした (case1へ)
・Operation system not found  (1)へ
・No bootable device – Please restart system (2)へ
・No Boot Device Found – Please restart system (2)へ
・Boot Device Not Found (2)へ
・no boot device is available (2)へ
・Insert system disk in drive.Press any key when ready… (2)へ
・SMART failure predicted on hard disk (3)へ
・Checking file system on C: (3)へ

(1)OSが見つからない!

・Operation system not found

今まで使用していたパソコンから、何事もなく、急にOSが無くなることはありません。上記メッセージは、[OSが見つからない]という表示ですが、実際は、OSが破損してしまったか、OSが記録された部分に物理的なエラーが発生したか、いずれかと考えられます。

もし、OSが壊れているだけなのであれば、パソコンからHDD若しくはSSDを取り外し、別のパソコンに外付けとして接続すると、内部のデータにアクセス可能ですので、お客様ご自身でもバックアップを取ることができます。一方で、物理的なエラーが発生している場合は、外付けとして接続しても、HDD/SSDそのものを認識しなかったり、認識していてもバックアップがなかなか進まない事があります。このような場合は、お手元で復旧をするのは困難ですので、お早めにご相談ください。

(2)ブートディスクがみつからない!

・No bootable device – Please restart system
・No Boot Device Found – Please restart system
・Boot Device Not Found
・no boot device is available
・Insert system disk in drive.Press any key when ready…

直前にHDDやSSDを交換したり、増設したりということが無ければ、急に起動システムが含まれたデバイスが見つからなくなることは、まずありません。起動用のHDD若しくはSSDを認識していない可能性があり、物理的に問題が発生している状況と思われます。お手元で復旧をするのは困難ですので、お早めにご相談ください。

(3)SMART Errorが出た!

・SMART failure predicted on hard disk
・Checking file system on **:

パソコンのメーカーや機種によってSMARTエラーのメッセージは様々ですが、ハードディスクに備わっている自己診断機能から警告を出しているものなので、十分な注意が必要です。主に、不良セクタが検出された場合や、負荷がかかり続けたことによる過熱が考えられます。<F1>キーを押して継続使用できることもありますが、動いているからといって安心せず、可能な限り安全な方法でバックアップを取り、HDDを交換することをお勧めします。SMARTエラーが表示されたあとに反応しなくなった場合は、お手元でデータを取り出すことはできません。通電を繰り返して悪化させてしまう前に、ご相談ください。

「Checking file system on~」と表示される場合は、前回パソコンを使用した際に、Windowsを正しく終了できず、自動でHDDのチェックが始まります。HDDチェックが終わり、通常起動するようになった後も、このメッセージが頻発している場合は、HDD事態に問題が発生してる可能性が高いので、注意が必要です。HDDを交換することをお勧めします。バックアップが必要な場合はご相談ください。

通電や再起動を続けるとどうなる?

OSの起動障害や、機器の認識不良を起こしている媒体に、通電や再起動を繰り返すと、次のようなダメージを負う可能性があります。

通電や再起動を続けることにより受けるダメージとは?

不良セクタの拡大

不良セクタとは、読み書きができなくなったセクタの事です。データが存在する場所が、ヘッド不良等の理由で不良セクタとなった場合、読み出せるまでリトライしてしまい、不良セクタが拡大してしまうことがあります。

ヘッドクラッシュ

HDDは、ヘッド不良、基板不良、モーター不良等、様々な理由で故障しますが、問題がある状態で通電を続けると、一定の浮上率を保って動作するヘッドがディスク面(プラッタ)に触れてしまい、傷がついてしまうことがあります。

データの上書き

データの上書きとは、作成したユーザーデータに限りません。OSを起動する途中で行われるシステムデータの上書きや、HDDを管理する情報の上書きなど、再起動を繰り返すことで、意図しない情報の上書きが発生してしまうことがあります。

症状を悪化させない為に

  1. 通電しない
  2. 故障したHDD/SSDに通電を繰り返すと、大きな負荷がかかり、致命的なダメージを負ってしまう可能性があります。最初は軽微なエラーでも、通電を繰り返すごとに、エラーが拡大していく恐れがあります。可能な限り安全な方法で、パソコン本体や、外付けHDD等の障害機器の電源を切ってください。

  3. 何度も再起動をしない
  4. 再起動を繰り返すことで、誤った情報が上書きされ、データ復旧が困難になる場合があります。HDDが問題なくとも、上書きされたデータは復旧ができません。OSが起動しない時に表示される画面のメッセージに従っても、必ずパソコンが立ち上がるという訳ではなく、再起動の過程でデータを消失する可能性があります。

適切な対処が必要です

不具合が発生したとき、[周辺機器を取り外す]、[全ての電源を落とす]、[BIOSの設定を初期化する]、[OSの上書きインストールを試みる]、といった方法で症状が回復する可能性はありますが、その過程でデータを消失する可能性もあります。また、システムドライブのHDD/SSDに物理的問題が発生していると、再起動を何度も試みることによって、症状を悪化させてしまう可能性があります。大切なデータが保存されている場合は、お早めにご相談ください。

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