Data Recovery Corp.データリカバリー株式会社

Macが外付けHDDを認識しないときの原因と対処法

Macに接続した外付けHDDを認識しなくなってしまったとき、その症状は大きく分けて6つに分類でき、原因を特定する重要な情報になります。 急に認識しなくなってしまったら、外付けHDDをむやみにいじらず、これから紹介する症状と照らし合わせて適切な対処をすることによって、データ消失を避けることができます。

目次

  1. Macで外付けHDDを認識しないときのよくある症状と原因
    1. 外的障害(落とした / 水没など)
    2. 経年劣化(認識するときと認識しないときがあり、繰り返すうちに完全に認識しなくなる)
    3. 異音がする
    4. OS不良
    5. エラーメッセージが出る
    6. 電源が十分供給されていない
  2. 原因究明!実際に起きている障害とは?
    1. 物理障害(1-1〜1-3が当てはまる人)
    2. 論理障害(1-4〜1-5が当てはまる人)
    3. その他(上記が複合で発生している)
  3. Macで外付けHDDの動作確認をする方法
    1. アイコンが表示されるか(ディスクユーティリティの表示確認)
    2. 電源がつながっているか / 電源供給が十分か
    3. PC側に問題があるかどうか(他のPCに接続して確認してみる)
  4. Macで外付けHDDが認識しない場合の対処法・解決方法
    1. データ復旧の専門家に相談する
    2. データ復旧ソフトを使用する
    3. メーカーや量販店のデータ復旧窓口に相談する(相談は早い方が良い)

Macで外付けHDDを認識しないときのよくある症状と原因

外的障害(落とした / 水没など)

外的な衝撃が加わり、内部のパーツが破損してしまったことによる故障です。HDDは精密機器です。そのため、高い場所から落下させてしまったり、水没させたりしてしまうと磁気ヘッドなどのパーツが故障してしまいます。特にデータを書き込み中のHDDは衝撃に弱く、落としていなくてもどこかにぶつけたり、強制終了時の動作で故障することがあります。

経年劣化(認識するときと認識しないときがあり、繰り返すうちに完全に認識しなくなる)

HDDの寿命はおよそ3万時間前後(約3年)とされています。使用状況や個体差があるため多少前後することはありますが、経年劣化によってパーツが故障し、認識しなくなることがあります。経年劣化の場合、「HDDを認識するときとしないときがある」「Macの動作が重い」などの症状が現れ、そのままの状態で使用を繰り返すうちに、完全にHDDが認識しなくなってしまいます。

異音がする

HDDから発生する「カチカチ」や「カリカリカリ」「キーキー」という異音は、パーツの故障もしくは経年劣化による読み込みの不良によって引き起こされるものです。「カチン、カチン」と何かが引っかかるような音や、何度もプラッタが加速して回転する音がしている場合、HDDからデータを読み込む磁気ヘッドの故障か、プラッタの損傷の可能性があります。

OS不良

外付けHDDにインストールしたOSが起動しない場合、HDD内部に不良セクタと呼ばれるデータの読み書きができなくなった部分が発生し、OSの起動に必要なデータが読み込めなくなっている可能性があります。また、HDD内のデータが破損して読み込めない状態にあるため、OSが起動シーケンスに入れない可能性もあります。

エラーメッセージが出る

「ハードディスクの問題が検出されました」「フォーマットする必要があります」などのエラーが表示されている場合、なんらかの理由でファイルシステムが故障し、OSから認識できない状態になっている可能性があります。

電源が十分供給されていない

外付けHDDに十分な電力が供給されていない可能性もあります。電源の接続に問題が発生していることもあるので、電源ケーブルの交換やコンセントタップを変更することで直ることもあります。

原因究明!実際に起きている障害とは?

外付けHDDに起きている症状から、どのような障害がHDDに発生しているのか、HDDの故障の原因を切り分けていきましょう。

物理障害(1-1〜1-3が当てはまる人)

外的な衝撃を加えてしまった、異音がする、古いMacなど時間が経過している場合は、HDD自体が物理的な故障が発生している可能性が高いといえます。物理的に正常な動作が行えず、データを読み出すことができなくなるのが物理障害です。
電子部品の故障や経年劣化が主な原因となり、専門の復旧業者に依頼することでパーツ交換や解体を行ってデータの抜き出す以外では、復旧は不可能に近い状態です。
HDDに使用されている基盤は生産ロットによって少しずつ異なるため、同じメーカーの同じ型番のものを移植しても動くとは限りません。また、クリーンルーム以外の場所で分解してしまうとプラッタに傷やホコリが付き、修復不能になってしまう可能性があります。
物理障害が発生した状態でHDDを起動させてしまうと更に障害が悪化してしまうため、速やかに電源を切り、データ復旧を依頼するまで保管してください。

論理障害(1-4〜1-5が当てはまる人)

OSが起動せずパソコンが起動しない場合や、「ハードディスクの問題が検出されました」などのエラーメッセージが出る場合は、論理障害の可能性が高いです。論理障害とはHDD内部のデータになんらかの問題が発生し、正常に読み込みが行えない状態を指します。
ファイルを正しく読み出すための部分が壊れていたり、ファイルそのものがなんらかの理由で破損している状態なので、そのままではOSがHDDを認識したり、内部のファイルを正しく読み込むことができません。
Macを起動するだけでも、HDDには様々なデータが書き込まれます。復旧の確率を少しでも上げるためには、データの上書きやフォイルシステムへ悪影響を及ぼす可能性を少しでも下げるべく電源のオンオフは避けるようにしましょう。

その他(上記が複合で発生している

重いHDDの障害でもっとも多いパターンが、物理障害と論理障害が同時に発生している状態です。
見た目上はどちらかの障害に見えているものの、実はそれぞれの障害が連鎖的に複合して障害が起きていることも少なくありません。物理障害と論理障害が同時に発生してしまうと、一体何が原因で壊れたのかが分からなくなり、自力でむやみに復旧しようとして何度も起動し直した結果、最終的に致命的な重篤障害につながってしまうことがあります。
例えば、破損したデータが致命的な位置ではなかったため、一見読み込みに少し時間がかかる程度のごく軽い障害が発生したように見えていたものの、HDDは壊れたデータ箇所を読み取ろうと何度も磁気ヘッドを同じ場所に近づけ、最終的に傷を付けてしまい物理障害に至るケースもあります。こうなると、専門業者のデータ復旧サービスでも復旧に大幅な時間を要し、最悪のケースでは大切なデータを失ってしまう可能性もあります。失いたくないデータがある場合には、まずデータ復旧の専門業者で初期診断を行い、対応を相談することが最も安全かつ確実です。

Macで外付けHDDの動作確認をする方法

Macで認識されない外付けHDDの動作を確認し、現状を確かめるには、順番を追って一つずつ状態を切り分けて確認していく必要があります。ただし、これらの確認は通電を伴うため、確認の過程で保存されているデータを失う可能性があります。例えば、物理的な故障が発生している場合には、不具合のあるHDDに対して負荷をかけることになるためです。大切なデータが保存されている場合には、動作確認はデータ復旧の専門家に任せることをおすすめします。失っても問題ない場合には、以下の方法で確認してみましょう。

アイコンが表示されるか(ディスクユーティリティの表示確認)

Macが外付けHDDを認識しているかどうかを確かめるために、macOSのディスクユーティリティの表示を確認しましょう。
ディスクユーティリティを確認するには「アプリケーション」>「ユーティリティ」>「ディスクユーティリティ」の順に開いていきます。すると、Macに接続されているHDDの一覧が確認できます。ここでHDDのアイコンが出ていればHDDを認識しているということになりますが、HDDのアイコンが表示されていなければ、Macからは認識されていないということになります。

電源がつながっているか / 電源供給が十分か

外付けHDDにはパソコンから電源を供給するバスパワーと、ACアダプターから供給するセルフパワーがあります。MacBook AirやMacBook Proなどのノートパソコンの場合、持ち歩きやすいポータブルのバスパワーを使用する機会が多いものですが、充電状態などによっては電源供給が不足する可能性があります。
また、デスクトップ型パソコンであるiMacに外付けHDDを接続・使用している場合、HDDの電源ケーブルがつながっていない場合や、断線などの不具合により、電源が供給されていない可能性があります。

PC側に問題があるかどうか(他のPCに接続して確認してみる)

外付けHDDではなく、PC側に問題がある可能性もあります。いったん別のPCに接続し、HDDが正常に動作するか確認してください。もし、外付けHDDの動作が正常な場合、Mac側になんらかの問題が発生しています。

Macで外付けHDDが認識しない場合の対処法・解決方法

認識しなくなった外付けHDDから安全にデータを取り出すためには、適切な対処が必要です。安易に対処してしまうことで、重篤な障害につながってしまう可能性もあります。決して、何度も電源を入れ直したり、分解したりしないようにしましょう。

データ復旧の専門家に相談する

重要なデータを復旧したい場合、データ復旧の専門家に相談するのがもっとも安全です。
障害の理由は複合原因であることが多く、また復旧の手順は非常に複雑であるため、専門の施設や機材を保有し、豊富な経験のある専門家に任せるのが確実です。まずは、HDDのトラブルやデータの復元・救出に精通している、データ復旧の専門家に依頼し、外付けHDDの状態を診断してもらいましょう。

データ復旧サービスの流れや料金については下記から確認できます。

データ復旧ソフトを使用する

有料・無料のデータ復旧ソフトは手軽に利用することが可能で、自分自身でデータの復旧を試みることができるのがメリットです。ただし、その手軽さゆえ基本的に軽微な論理障害しか復旧できず、物理障害が発生していた場合は復旧することができません。場合によっては、データ復旧ソフトを使用したことによって、本来なら復旧できたデータが破損したり、軽微だった物理障害が致命的なものになってしまう可能性もあるため、注意も必要です。

メーカーや量販店のデータ復旧窓口に相談する(相談は早い方が良い)

保証期間内であれば、HDDのメーカーの故障復旧窓口に相談するという方法があります。ただし、メーカーはあくまで製品の製造が主な業務で復旧の専門家ではありません。メーカー以外にも、量販店のデータ復旧サービスがありますが、こちらも同様に専門家というわけではないため、重篤な物理障害や論理障害などは対応ができない場合もあります。
データ復旧ソフトやメーカー・量販店のデータ復旧サービスで復旧を失敗してしまうと、最初の障害発生時よりも、さらに状態が悪化してしまうことも少なくありません。その後、データ復旧の専門家に依頼しても、本来復旧できたはずのデータを失う可能性もあります。
HDDに不具合が発生したら、大切なデータを守るためにも、なるべく早くデータ復旧の専門家に相談することがおすすめです。

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