Data Recovery Corp.データリカバリー株式会社

机から落下してしまい、それ以降アクセスができない

HDD落下後の対処法: 衝撃からのデータ保護

外付けハードディスクドライブ(HDD)を落下させたり、強い衝撃を与えてしまった場合、その影響はただちには現れないことがあります。しかし、内部構造に損傷を与える可能性が高く、特に読み書きヘッドやディスクプラッタにダメージを与える可能性があります。この診断結果になった方は、以下を確認し、適切な対処を行いましょう。

HDD落下後の初期対応

電源の切断

落下させてしまったHDDに電源を供給し続けると、内部の損傷が進行し、データの損失を招く可能性があります。落下直後は、HDDをパソコンや電源から切り離し、さらなるダメージを防ぎます。

通電の回避

衝撃を受けたHDDを再び起動すると、ヘッドがディスク面を削るなどして致命的な損傷を与える可能性があります。動作確認のために電源を入れるのは避け、専門家への相談を優先しましょう。

データ保護のための対処法

データ復旧専門家への相談

HDDが落下によって損傷を受けた場合、自分での修復やデータ復旧を試みるのは推奨されません。データ復旧の専門家に相談し、適切な診断と処置を依頼してください。専門家は、適切なツールと方法でデータを救出する可能性があります。

データバックアップの重要性

HDDの落下や損傷を経験する前に、重要なデータの定期的なバックアップを行うことが非常に重要です。予期せぬ事故や損傷からデータを守る最良の方法は、定期的なバックアップです。

まとめ

外付けHDDを落下させた場合、直感的に動作確認を試みがちですが、これは避けるべき行動です。代わりに、直ちに電源を切り、専門家に相談してください。落下や衝撃からデータを保護するためには、速やかな対応が必要です。また、日頃からのデータバックアップを心がけ、不慮の事故に備えましょう。

通電や再起動を続けるとどうなる?

OSの起動障害や、機器の認識不良を起こしている媒体に、通電や再起動を繰り返すと、次のようなダメージを負う可能性があります。

通電や再起動を続けることにより受けるダメージとは?

不良セクタの拡大

  不良セクタとは、読み書きができなくなったセクタの事です。データが存在する場所が、ヘッド不良等の理由で不良セクタとなった場合、読み出せるまでリトライしてしまい、不良セクタが拡大してしまうことがあります。

ヘッドクラッシュ

  HDDは、ヘッド不良、基板不良、モーター不良等、様々な理由で故障しますが、問題がある状態で通電を続けると、一定の浮上率を保って動作するヘッドがディスク面(プラッタ)に触れてしまい、傷がついてしまうことがあります。

データの上書き

  データの上書きとは、作成したユーザーデータに限りません。OSを起動する途中で行われるシステムデータの上書きや、HDDを管理する情報の上書きなど、再起動を繰り返すことで、意図しない情報の上書きが発生してしまうことがあります。

症状を悪化させない為に

  • 通電しない
 

故障したHDD/SSDに通電を繰り返すと、大きな負荷がかかり、致命的なダメージを負ってしまう可能性があります。最初は軽微なエラーでも、通電を繰り返すごとに、エラーが拡大していく恐れがあります。可能な限り安全な方法で、パソコン本体や、外付けHDD等の障害機器の電源を切ってください。

  • 何度も再起動をしない
 

再起動を繰り返すことで、誤った情報が上書きされ、データ復旧が困難になる場合があります。HDDが問題なくとも、上書きされたデータは復旧ができません。OSが起動しない時に表示される画面のメッセージに従っても、必ずパソコンが立ち上がるという訳ではなく、再起動の過程でデータを消失する可能性があります。

適切な対処が必要です

不具合が発生したとき、[周辺機器を取り外す]、[全ての電源を落とす]、[BIOSの設定を初期化する]、[OSの上書きインストールを試みる]、といった方法で症状が回復する可能性はありますが、その過程でデータを消失する可能性もあります。また、システムドライブのHDD/SSDに物理的問題が発生していると、再起動を何度も試みることによって、症状を悪化させてしまう可能性があります。大切なデータが保存されている場合は、お早めにご相談ください。

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