Data Recovery Corp.データリカバリー株式会社

電源を入れても青い画面になってしまう

パソコン使用中にブルースクリーンエラーが発生するとパニックに陥りがちです。しかし、適切な対処法を知っていれば、問題を解決しデータを保護することが可能です。

ブルースクリーンエラーの初期対応

エラーメッセージの確認

ブルースクリーンが表示された際には、画面に表示されるエラーメッセージとエラーコードを注意深く読み取ります。これらの情報、問題の原因を特定する重要な手がかりとなります。エラーコードから、ドライバーやメモリなど、特定のハードウェアやソフトウェアに関連する問題を特定することができます。

電源の切断

パソコンがブルースクリーンの状態で応答しない場合、長押しして電源を切る必要があります。一時的なエラー解消には有効です。しかし、これは一時的な対策に過ぎず根本的な問題解決には至りませんので、この根本原因を対処することもセットで検討する必要があります。

データのバックアップ

HDD/SSDの取り外しとバックアップ

HDDまたはSSDに物理障害が発生していることが原因でなければ、パソコンからHDDまたはSSDを取り外し別のパソコンに外付けとして接続します。これにより、内部データへのアクセスが可能になり、重要なファイルのバックアップを取ることができます。

物理障害のデータ復旧対処方法

HDDまたはSSDに物理障害が発生していることにより認識されない場合、またはバックアップが進まない場合は、自力でのデータ復旧は困難です。このような状況では、データ復旧の専門家に相談することが最善の策です。

まとめ

ブルースクリーンエラーは、多くの場合、解決可能な問題です。エラーメッセージとコードを確認し、適切な対応を行うことで、システムを復旧し、データを保護することができます。ただし、物理的なエラーが原因の場合は、専門家への相談が必要です。大切なデータを守るために、適切な対処法を知っておくことが重要です。

通電や再起動を続けるとどうなる?

OSの起動障害や、機器の認識不良を起こしている媒体に、通電や再起動を繰り返すと、次のようなダメージを負う可能性があります。

通電や再起動を続けることにより受けるダメージとは?

不良セクタの拡大

  不良セクタとは、読み書きができなくなったセクタの事です。データが存在する場所が、ヘッド不良等の理由で不良セクタとなった場合、読み出せるまでリトライしてしまい、不良セクタが拡大してしまうことがあります。

ヘッドクラッシュ

  HDDは、ヘッド不良、基板不良、モーター不良等、様々な理由で故障しますが、問題がある状態で通電を続けると、一定の浮上率を保って動作するヘッドがディスク面(プラッタ)に触れてしまい、傷がついてしまうことがあります。

データの上書き

  データの上書きとは、作成したユーザーデータに限りません。OSを起動する途中で行われるシステムデータの上書きや、HDDを管理する情報の上書きなど、再起動を繰り返すことで、意図しない情報の上書きが発生してしまうことがあります。

症状を悪化させない為に

  • 通電しない
 

故障したHDD/SSDに通電を繰り返すと、大きな負荷がかかり、致命的なダメージを負ってしまう可能性があります。最初は軽微なエラーでも、通電を繰り返すごとに、エラーが拡大していく恐れがあります。可能な限り安全な方法で、パソコン本体や、外付けHDD等の障害機器の電源を切ってください。

  • 何度も再起動をしない
 

再起動を繰り返すことで、誤った情報が上書きされ、データ復旧が困難になる場合があります。HDDが問題なくとも、上書きされたデータは復旧ができません。OSが起動しない時に表示される画面のメッセージに従っても、必ずパソコンが立ち上がるという訳ではなく、再起動の過程でデータを消失する可能性があります。

適切な対処が必要です

不具合が発生したとき、[周辺機器を取り外す]、[全ての電源を落とす]、[BIOSの設定を初期化する]、[OSの上書きインストールを試みる]、といった方法で症状が回復する可能性はありますが、その過程でデータを消失する可能性もあります。また、システムドライブのHDD/SSDに物理的問題が発生していると、再起動を何度も試みることによって、症状を悪化させてしまう可能性があります。大切なデータが保存されている場合は、お早めにご相談ください。

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